同人漫画の売上ランキング|2026年10月19日〜25日発売の新作67作品を初動販売数で比較
2026年10月19日〜25日に発売された同人エロ漫画67作品について、発売から7日間の販売数を比較しました。
今週もっとも売れた新作は、小判猫症候群の『忠誠と淫辱の女騎士は恐王の鞘となりて・後編』で6,544本。直近10週間の中央値435本の約15.0倍でした。2位の冥土喫茶『暴走ラボラトリ』は5,367本で、1位と2位の差は1,177本、1位は2位の約1.2倍です。
ただ、「1位が6,544本売れた」という数字だけでは、それが同人漫画の新作としてどれほど大きいのか分かりにくいところ。本記事ではランキングに加えて、2026年8月17日〜10月25日に発売された709作品のデータから発売7日間で何本売れれば上位に入るのかもあわせて見ていきます。
2026年10月19日〜25日発売の同人漫画・売上ランキングTOP10
男性向け・TL・BLをまとめた総合ランキングです。販売数は発売から7日間で比較しています。
今週はTOP10の半分をBLが占めた週でした。
1位6,544本、2位5,367本、3位4,706本、4位4,306本と続き、5位3,987本、6位3,809本、7位3,685本までが3,600本を超えています。8位は2,458本、10位は1,896本です。TOP10のうち5作品がBL、3作品がTL、2作品が男性向けでした。
BLは新作13作品のうち2位・4位・6位・7位・8位の5作品がTOP10入り。TLは新作6作品のうち1位・5位・10位の3作品が入っています。男性向けは新作48作品で、3位・9位の2作品でした。前回(10月12日〜18日発売分)1位だったTHE猥談は、今週も別の作品で5位に入っています。
男性向け・TL・BLで見ると
総合ランキングの67作品を、男性向け・TL・BLに分けて見てみます。
男性向け
今週の男性向けの新作は48作品。直近10週間の男性向け385作品の中央値は422本です。
- JK退魔師 vs 最凶エロトラップダンジョン~女体陥落までの259200時間~(I’m moralist):4,706本(総合3位)
- バッドエンドサーシャちゃん。(臨終サーカス):2,207本(総合9位)
- TSお兄ちゃん~エッチな実証実験で完全メス堕ちを自認する話~(くろしばすこ):1,708本(総合11位)
TL
今週のTLの新作は6作品。直近10週間のTL112作品の中央値は629本です。
- 忠誠と淫辱の女騎士は恐王の鞘となりて・後編(小判猫症候群):6,544本(総合1位)
- 私を解析しすぎた廉くんのオーダーメイドハードえっち(THE猥談):3,987本(総合5位)
- 私たちの親密な手続き(コンコンチキグラブ):1,896本(総合10位)
BL
今週のBLの新作は13作品。直近10週間のBL191作品の中央値は458本です。
- 暴走ラボラトリ(冥土喫茶):5,367本(総合2位)
- はやくいれてよ!(itami):4,306本(総合4位)
- ツンデレ王子のハメ探し~夜の婚礼~(NS):3,809本(総合6位)
BLは中央値458本に対して、2位の5,367本が約11.7倍。新作13作品のうち5作品がTOP10に入りました。TLは今週の新作が6作品と3つの中でもっとも少なかったものの、1位の6,544本はTLの中央値629本の約10.4倍にあたります。男性向けは新作48作品と最多で、3位の4,706本は男性向けの中央値422本の約11.2倍でした。同じ「発売7日で1,000本」でも、ジャンルごとに立ち位置は変わります。自分の好きなジャンルの中で見ると、売れ行きの感覚がつかみやすくなります。
同人漫画は発売7日で何本売れれば「売れている」?
「そもそも1,000本や2,000本という数字は多いの?」という点を確認するため、2026年8月17日〜10月25日に発売された709作品の発売7日間の販売数を並べました。
| 位置 | 7日間の販売数 |
|---|---|
| 下位25% | 177本 |
| 中央値 | 435本 |
| 上位25% | 958本 |
| 上位10% | 2,294本 |
| 上位5% | 3,809本 |
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709作品の中央値は435本でした。
中央値は、販売数の順に作品を並べたときにちょうど真ん中にくる値です。平均値のように一部の大ヒット作品に引っ張られにくいため、「真ん中あたりの作品がどれくらい売れているのか」の目安になります。
発売7日間で958本に届けば上位25%、2,294本なら上位10%、3,809本なら上位5%がひとつの目安です。
今週TOP10はどれくらい強かった?
上位5%の目安となる3,809本に届いたのは、今週6作品。上位10%の2,294本に届いたのは8作品、上位25%の958本に届いたのは19作品でした。
TOP10はすべて上位25%のラインに届いています。1位の6,544本は、直近10週間の中央値435本の約15.0倍、上位5%ラインの3,809本と比べると約1.7倍です。
同人漫画の売上は一部の作品に集中している
直近10週間の709作品を合計すると、発売7日間の販売数は708,663本。そのうち上位10作品だけで145,236本、割合にすると20.5%を占めています。
作品数では約1.4%にすぎない10作品に、販売数のおよそ5分の1が集まっている計算です。平均は1,000本ですが中央値は435本で、平均は中央値の約2.3倍。本記事で平均ではなく中央値を基準にしているのはこのためです。
売れた同人漫画に多かったタグは?
直近10週間の709作品のうち、中央値435本の2倍にあたる870本以上を販売した作品に付いていたタグを集計しました。
- 中出し:65件
- 連続絶頂:53件
- 乳首責め:43件
- 潮吹き:41件
- ラブラブ/あまあま:37件
- クリ責め:35件
- 断面図:33件
- 執着攻め:27件
- 巨乳/爆乳:24件
- クンニ:24件
- 強制/無理矢理:24件
もっとも多かったのは「中出し」で65件。続いて「連続絶頂」53件、「乳首責め」43件、「潮吹き」41件、「ラブラブ/あまあま」37件、「クリ責め」35件でした。9番目は「巨乳/爆乳」「クンニ」「強制/無理矢理」の3つが24件で並んだため、まとめて載せています。
ただし、「売れた作品に多かったタグ」と「そのタグを付ければ売れやすい」は同じ意味ではありません。もともと多くの作品に付いているタグは、売れた作品の中でも件数が多くなります。「販売数が中央値の2倍以上だった作品で多く確認されたタグ」としてご覧ください。
「売れた作品」を見るときに気をつけたいこと
販売数だけから売れた理由を断定することはできません。サークルの過去作品、シリーズ作品かどうか、発売日、価格、割引、告知、既存読者の規模など、販売数にはさまざまな要素が関わります。
今回のデータから確認できるのは、どの作品が何本売れたか、その数字が直近10週間の分布のどこに位置するか、一定以上売れた作品にどんなタグが多かったかまでです。
集計条件とデータの見方
本記事では、2026年10月19日〜25日に発売された同人エロ漫画のうち、発売後7日間に販売数の記録がある67作品を対象としています。
販売数は毎日1回取得している累計値で、発売から7日間のうち最後に記録した数字を使っています。
「売れている新作」の基準、販売数の集中度、売れた作品に多かったタグは、2026年8月17日〜10月25日に発売された709作品を集計対象としました。
本記事の数値はこの集計条件に基づくもので、同人漫画市場全体の販売数を示すものではありません。今後も同じ条件で新作の初動を集計し、毎週ランキングを更新します。
数字の引用について
出典を明記していただければ、数値の引用・言及は歓迎します。商用メディアでも構いません。
https://yomibako.com/rank-2026-1019-1025/