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『鍵のない檻』はどれくらい売れた?55日間の販売数・お気に入り
8月12日だけで+48本動いた日があります。記録のなかで際立った一日でした。8月11日から数えて55日、売れた数は281本です。ヨミバコが同じくらいの期間を記録している作品は2,811本ありますが、その中央値は+487件。つまり半分の作品は487本ほどしか動いていない計算になります。この作品はその半分よりは控えめなペースで、じっくり売れていくタイプに見えます。
売れ行き(55日で +281本)
販売数は101本から382本へ。1日あたりに直すとおよそ5本のペースです。
直近7日間の伸びは+29本で、その前の週の+40本からは28%ほど落ちています。発売直後の勢いが少しずつ落ち着いてきた段階のようです。
セール期間中は1日あたり6本、通常時は5本という差が出ています(セール中9日/通常45日を比較)。値下げがそのまま動きに表れているタイプです。
評価・お気に入り(お気に入り +158件)
お気に入りのほうも128件から286件まで、158件伸びました。
最終更新: 2026年10月4日
『鍵のない檻』の価格の推移・記録
記録を始めてから確認できたセールは1回で、9月20日時点では「シルバーウィーク オールジャンルセール」の対象でした(15%OFF・467円)。
価格は当サイトで2026年8月11日から記録しています。それ以前のセールは含みません。
編集部レビュー
森奥の洋館を舞台に、偶然目撃した秘められた関係に巻き込まれていく物語。主人公が大岡野の森で見つけた洋館で、医者の男性と患者らしき女性の濃密な関係を目撃することから始まる。その後、主人公もまた彼女の医者に深く執着されていく展開が描かれる。背徳的な設定とキャラクターの心理描写に重みがある作品で、見つめ合う距離感や言葉責めの応酬に緊張感が漂っている。
序盤から中盤にかけては、秘密の現場での目撃と、そこからの逃げられない関係性への転換が効いている。執着攻めの題材として、相手の揺らぐ心理状態を丁寧に描き込む姿勢が読み取れる。コマ運びは比較的詰まり気味で、登場人物たちの感情の濃度が視覚的に伝わってくる。
話数は短編規模で一気読みしやすい分量。背徳と執着というテーマを絞り込んだ構成なので、心理的な重さを感じながらも、さっと消化できる読み味に仕上がっている。
こんな人向け
- 執着される側の心の揺らぎを追いたい人
- 医者という職業設定に惹かれる方向け
- 短編で濃厚な世界観に浸りたいときに最適
逆に、こんな人には向きません
- 明るい雰囲気を求めている人
- 背徳感のある設定が苦手な人
この記事を編集・執筆した人
YULI(ユリ) ヨミバコ編集部・女性向け/BL作品担当
元同人漫画メディア編集長。年間1,200冊以上の漫画を読み、数多くの作品に触れてきました。コミックマーケットにも毎回参加し、新しい作品や作家、同人文化の動向を追っています。
編集者として培った視点を活かし、登場人物の関係性、心理描写、物語の温度感、甘さや切なさといった読後感まで整理して、作品選びに役立つ情報を紹介しています。
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